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  BeOS 最新版詳細

 

BeOS Release 4.5

ここでは最新版 BeOS R4.5の新しい機能や変更された機能について解説しています。 BeOS の機能について、より詳しい情報は、BeOS データシートをご覧ください。

BeOS R4.5.2 は BeOS R4.5 (と BeOS R4.5.1)のアップデート版です。BeOS R4.5.2 にはバグの修正とより多くの周辺器機のサポートが含まれています。より詳しい情報は、BeOS 4.5.2:リリースノートをご覧ください。

特別な表記がない限り、以下に挙げてある変更点は Intel と PowerPC プラットフォームの間で共通しています。

このリストは、1999 年 6 月 18 日現在、BeOS R4.5 に対応しています。

このページ内のクイックリンク:

> 変更の概要
> ユーザレベルの変更

その他の役立つ BeOS 情報へのリンク:

> BeOS データシート
> BeOS 仕様書
> ハードウェアの互換性に関する情報(英語)

 

変更の概要


ハードウェアサポートの変更

主要なソフトウェアの変更

その他の変更

 

ユーザレベルの変更


“ユーザレベルの変更”とは、機能の変更、追加、改良、バグの解消など実際はデベロッパにかかわる変更ですが、エンドユーザも気が付くようなことも含まれています。

ここで述べるいくつかの変更は、BeOS R4 で“体験版”ソフトウェアで利用できたサポートと類似しているのでご注意ください。 ここにあるバージョンは、以前のバージョンを修正し改良を加えたものです。 特別な表記がない限り、次の全ての変更は、“体験版ソフトウェア”よりも“サポート済ソフトウェア”を対象に行われたものです。


ハードウェアサポートの変更

  • Intel アーキテクチャプラットフォームのサポート

    BeOS R4.5 は、Intel アーキテクチャに対応した BeOS の 3 番目の主要リリースです。 BeOS をインストールし実行するコアシステム、BeOS が認識し使用できるアドインハードウェア( ISA と PCI カードなど)のサポート範囲をさらに拡大しました。

    Intel アーキテクチャサポートにおける変更(改良)の一覧は以下の通りです。 BeOS R4.5 でサポートされている全てのハードウェアの情報は、 BeOS Ready Systems -- Intel(英語) をご覧ください。

    インストールと起動

    • BeOS CD から起動できるようになったのでご使用のフロッピードライブはもう必要ありません。

    • BeOS 特別版 PartitionMagic のバグは修復されました。

    • BeOS インストーラのインタフェースは、より容易に使えるよう修正されました。 また、いくつかのバグも修復し、インストール用の正しいパーティション選択が、簡単に行えるようになりました。

    • BeOS ブートローダは大幅に改良されました。より洗練されたインタフェースに加えて、BeOS の一部の機能の使用の可能、不可能を選べるオプションも追加されています。 さらに優れている点は、BeOS を起動する度に毎回設定する必要がないようこれらの設定を保存できる事です。 修正された起動メニューをぜひご覧になってください。

    • 起動プロセスはより高速になり(以前と比較しておよそ 2 倍の速さです)、 起動状況が、進行状況インジケータで表示されます。 また、起動中、起動プロセスをデバッグ画面に出力ができるので、起動プロセスのどの段階かを正確に把握できます。

    プラットフォームのサポート

    • 多くのシステム上での BeOS の動作を妨害していたバグを修復したので、BeOS はより多くのシステムで、起動できるようになりました。

    • BeOS で動作できるプロセッサ、チップセット、マザーボードに対するサポートが増加したので、より広い範囲で BeOS を実行できます。

    グラフィックス

    • 新しくグラフィックスドライバをアップデート、追加しました。より詳しい情報は、 BeOS Ready Systems -- Intel(英語) をご覧ください。ここでは、新しいドライバのみの一覧を挙げています:

      • Intel i740 2D グラフィックスカードドライバ
      • Voodoo 3 2D グラフィックスカードドライバ
      • SiS 5598、6326、620 オンボードグラフィックス用のドライバ
      • 改良された RIVA TNT ドライバ(フルサポート)、TNT2 (2D のみサポート)の改良
      • Matrox G100/G200 ドライバの改良
      • ATI ドライバの改良
      • NeoMagic ドライバ(チップセットのより多くのバージョンを制御:128、128XD、256AV)の改良

    • “カーソルが動かない”バグは修復されました。

    • 体験版 OpenGL を使用するためのハードウェアに対するサポート:

      • 3Dfx Voodoo 2(Glide 2.5x 使用)
      • Voodoo 3、Voodoo Banshee( Glide 3.x 使用)

    • 多くのバグを修復しました

    ビデオキャプチャとデジタルカメラ

    • Brooktree bt848/878/879 チップセット用ビデオ入力、出力ドライバは、Intel、Hauppauge、Miro、Avermedia、IXMicro、US Robotics を含めて、多くの製造元から発売されているカードをサポートするよう改良されました。

    • デジタルカメラの新しいサポート

    オーディオ

    • いくつかのオーディオカードドライバをアップデート、追加しました。 より詳しい情報は、BeOS Ready Systems -- Intel(英語)をご覧ください。ここでは、新しいドライバのみの一覧を挙げています:

      • SoundBlaster PCI 64/128 オーディオカードの追加サポート
      • Ensoniq AudioPCI オーディオカードの新しいサポート
      • 新製品 ES 137x チップセットドライバ
      • 新製品 ESS 1938(Solo-1)チップセットドライバ
      • 新製品 Yamaha YMF724 チップセットドライバ

    ネットワーク

    • Farallon と Addtron の、DEC 21143 を基盤とした Ethernet カードに対する新しいサポート

    • PCMCIAスロット基準 NE2000 互換 Ethernet ドライバは、 NE2000 互換基準(D-Link DE-660 、 Linksys [8- and 16-bit] 、 Kingston EtherRx)の PCMCIA カードをサポートします。

    • いくつかのモデムへの PCMCIA サポート

    IDE と SCSI

    • IDE に対する信頼性の向上。

    • SCSI SIMS は現在、ダイナミックにロードされます。

    • 全面的に書き直された Symbios SCSI ドライバ(全てサポートしています)

    ユニバーサル・シリアル・バス(USB)

    • USB インプリメンテーションのファーストバージョンが、 BeOS R4.5 で初登場です:

      • Intel アーキテクチャのみ
      • キーボード、マウス、全ての USB ハブをサポート
      • USB 接続された BeOS 対応プリンタをサポート

    プリント

    • 新しいトランスポートレイヤーアーキテクチャによって、サポートされるコンフィギュレーションが劇的に増加しました。基本的に、特定のインターフェイス専用にハードコーティングされなくても、以下のいずれかの方法で、システムに BeOS 対応プリンタを接続できます:

      • パラレル(Intel Architecture)
      • シリアル
      • AppleTalk
      • USB( Intel Architecture )
      • Microsoft Network ( CIFS のみ、実験段階)
      • ファイルへのプリント

    • 劇的に改良された Epson プリンタドライバ:

      • IEEE1284 対応 (紙とインク状態をフィードバック)
      • 高速化
      • Sylus Photo サポート(6 色カートリッジ)
      • 新しいカラーマッチング
      • インタフェースの改良、バグ修復

  • PowerPC プラットフォーム

    重要メモ: BeOS は、未だに Apple の“G3”システムでは起動しませんが、これは 弊社が Apple のシステム設計の情報を入手できる限界によるものであり、 PowerPC 750 マイクロプロセッサの情報不足によるものではありません。 システム設計の情報は、Apple から提供してもらう以外、入手できないものですが、Apple は一貫して我々の要求を拒んでいます。 詳しい情報は、 BeOS FAQs(英語)をご覧ください。

    このような内容は、お客さまからの質問に対しての回答として適切でないのですが、我々の現状です。この問題に関するさらなる質問やご意見を送って頂く前に、 BeOS FAQs(英語)をお読みください。 ご理解いただけるよう、お願い申し上げます。


主要なソフトウェアの変更

  • 完成した Media Kit

    BeOS R4.5 で、一番の注目していただきたいものは Media Kit です。 今回のリリースに関して、一番多くの努力と開発時間が Media Kit に費やされ、BeOS R4.5 にはその結果が現れています。 おそらく、R4.5 の変更の半分は、 Media Kit に関するものです。概要は以下の通りです:

    • 主要なパフォーマンスの改良

      Media Kit 内部の書き換えは、スピードと信頼性に重点が置かれています。 その差を示すことは難しいのですが、短いプロセス時間でより多くのことが、確実に行えることでしょう。

    • メディアファイルフォーマット対応

      多くの業界標準メディアファイルフォーマットを標準サポート:

      • MPEG
      • QuickTime
      • AVI
      • WAV
      • AIFF
      • AU

    • ビデオデータのエンコード/デコード方式のサポート(codecs)

      多くの業界標準ビデオデータ圧縮フォーマットを標準サポート:

      • MPEG-1
      • Indeo 5
      • Cinepak
      • PJPEG
      • MSVideo (CRAM)
      • MS-RLE
      • Apple Video (RPZA)

    • オーディオデータのエンコード/デコード方式のサポート(codecs)

      多くの業界標準オーディオデータエンコードフォーマットを標準サポート:

      • ulaw
      • IMA4
      • MS-ADPCM

    • 新しい MediaPlayer アプリケーション

      ついに BeOS はメディアファイルを実行するための独自のアプリケーションを搭載しました。 MediaPlayer は、 Media Kit でサポートしている全てのオーディオやビデオファイルの再生が可能です。 新しい CODEC のサポートはCODEC をメディアキットの適切な場所に放り込むだけで追加され、MediaPlayer が起動します。

      MediaPlayer は、スクラブとループ用のすばらしい機能も装備しているので、 BeOS でのムービー再生を存分に楽しめます。

    • 新しい TV アプリケーション

      これもメディアキットベースのアプリケーションで、お使いのビデオキャプチャハードウェアで直接、ライブ映像が(VCR を接続してあれば、録画映像も)鑑賞できます。

    • 新しい CodyCam アプリケーション

      これは、Media Kit ベースになっており、お使いのビデオキャプチャハードウェアを使用して一定の間隔をおきながら画像を保存し、FTP あるいは Web サイトにアップロードするアプリケーションです。これは、驚くほど使いやすく、ソースコードも入っています!

    • 新しいカメラアプリケーション

      デジタルカメラと通信し、カメラからコンピュータへの画像のコピーを容易にするアプリケーションです。 シンプルで、特別なソフトウェアを使用していることに気付かないほど簡単に利用できます。

    • 新しい SoundRecorder アプリケーション

      これは Media Kit ベースのサウンドの再生と録音ができるアプリケーションです。素晴らしいインタフェースにより、 サウンドを楽しみながらMedia Kit がサポートする全てのオーディオハードウェアへ録音できます。

    • 驚異の 3DSound アプリケーション

      3DSound は、ある目的を念頭においたデモアプリケーションとして生まれました: その目的とは、人々をノックアウトすることです。 このアプリケーションは、BeOS に対してとても疑り深い人の目さえも画面に釘付けにして、他のプラットフォームを凌駕する BeOS の真の強みを見せてくれます。

      3DSound は、真の完全なるアプリケーションとして書き直されました。 2 秒もあれば理解できるほど自然なリアルタイム3D soundstage インタフェースを使用して、3DSound がデジタルオーディオトラックのシーケンスとミックスを容易に実現します。 驚異的なサウンド作品を制作したら、他の人が聞けるように WAV ファイルに保存しましょう。 いくつかサンプル 3DSound プロジェクトも付属していますので、レコーディングエンジニア志望の方でなくても、見たり、聞いたり、再生できます。

    • 新しいメディア設定アプリケーション

      メディア設定アプリケーションは、BeOS 4 ではそれぞれ別だったオーディオとビデオ設定アプリケーションが統合したものです。これにより機能性も統合強化され、さらにいくつかの設定オプションが追加されています。

    • 新しいサウンド音量 Replicant

      新しいメディア設定アプリケーションの部分は、デスクバーに配置できる新しい音量コントロール Replicant になっています。

    • Bt848/878/879 ビデオ入力ノード

      ノードは、デベロッパがソフトウェアをより簡単に開発するために使用されます。 このビデオ入力ノードにより、ほとんど全てのアプリケーションにおいて、デベロッパがビデオ入力をサポートしやすくなります。家族全員でお楽しみください。

    • 新しい GameSound Kit

      エンドユーザが直接使用することはできませんが、この新しいキットの少なくとも一部分は、特にゲームを BeOS にポートしやすくするように作成されました。これは、名前のない(しかし広く噂になっている)一人用シューティングゲームをポートする我々独自の経験を基に作成されてます。 きっと気に入っていただけると思います!

    • 追加の API 簡易化、改良、バグ修復

      繰り返しますが、エンドユーザへ直接影響するわけではありません。しかし、これらの改良により、デベロッパは Media Kit を使用して素晴らしいソフトウェアをより簡単に開発できるようになります。絶対、気に入って頂けるはずです!

    • カーネルタイミングとスレッドスケジュール機能の改良

      この改良はユーザを対象とした方針ではなく、基本的に、リアルタイムで発生する必要がある事柄が、リアルタイムで実際に発生しているということです。これは、リアルタイムサウンドやビデオのエフェクトを使用して作業しているときに一番認識できるかと思います。 この機能が、他のプラットフォームと共存できる BeOS のもっとも優れたです。 デベロッパへのより詳しい情報として、スレッドスケジュールレイテンシは現在 250 マイクロセカンド(並外れた低い数値)まで下げられており、その数値への干渉からドライバのコードを守るために、カーネルレベルを保護しています。

  • Tracker の改良

    Tracker 開発チーム全体が、ほとんどフルタイムで Media Kit の開発にあたっているにもかかわらず、さらに時間を割いて、BeOS でよく使用されているアプリケーションの改良にも着手するようになりました。

    • 新しい Zip-O-Matic アドオン

      MakeArchive Tracker アドオンが使用されなくなったのに比べて、Zip-o-Matic は大変長い間使用されています。この Tracker アドオンは、以前のどんな製品よりも簡単に、ファイルを Zip 形式に圧縮します: 選択して Zip するだけです!ファイルをうまく圧縮し、ファイルの BeOS 属性をも保つので、 Zip は BeOS では最高のアーカイブフォーマットです。

    • Drag-and-Drop クエリ

      BeOS クエリを、Find パネルの中と外にドラッグ、ドロップできます。 現存する検索機能の編集を非常に簡単に行い、編集された新しい検索機能を適切な場所に保存します。

    • 多くのバグ修復

      いくら Tracker が強固であっても、まだバグは存在しています。 しかし、BeOS 4.5 は今までのリリースに比べ、最もバグが少ない BeOS です。

  • NetPositive の改良

    NetPositive 2.1 は、いくつかの便利な方法により BeOS R4 のバージョン(NetPositive 2.0.1)を更新します:

    • 暗合化された、安全なインターネット通信処理をサポートする SSL 40-bit(128 ビット 許可申請中)
    • PNG グラフィックスをサポート
    • 外国語 Web ページに対するいくつかの文字のエンコード
    • パフォーマンスの改良
    • いくつかの新しい設定
    • 多くのバグ修復、NetPositive が機能する Web サイト数が増加
    • JavaScript サポート(実験段階、別途インストール)
    • QuickTime プレーヤの削除 、 MediaPlayer と交換

  • ネットワーキングの改良

    BeOS 4.5 では、ネットワーキングの様々な面において改良を施しました。 一つを除いてそれらは大きな変更ではなく、ちょっとした改良ですが、明らかにネットワーク機能は向上しています。改良部分は以下の通りです:

    • World-o-Networking(体験版)は、BeOS を Windows ネットワーク環境に完全に加えられる Microsoft Networks(CIFS)クライアントです。 Samba が稼動している Linux にも接続できます。主要な機能は以下の通りです:

      • 共有 Windows(あるいは Samba)ボリュームへのアクセス
      • 共有プリンタへの印刷
      • BeOS ファイルシステムアドオンにおいて、ローカルネットワークをTracker を使用して閲覧でき、サーバのマウントやファイルのコピーも、見慣れたお気に入りの Tracker インタフェースで同様に行うことができます。
      • cifsmount コマンドラインツール

    • ダイアルアップネットワーキングのインタフェースが改良され、ロケーションごとに設定を作成し、カスタムモデムストリングの作成および編集が行えます。

    • PPP 自動ダイアル機能がまた利用できるようになり、以前より格段に機能性が向上しました。

    • TCP/IP と PPP における多くのバグが修復されました。

    • デベロッパ向けの新しい C++ ネットワーキング API

  • デベロッパツールの改良

    開発ツール、特に IDE(Integrated Development Environment:統合開発環境)に素晴らしい改良を加えました。以下が主な改良点です:

    • BeIDE の改良点:
      • Be Book ドキュメンテーション lookup のサポート
      • Pe や Eddie のような外部エディタのサポート
      • Find パネルでの Grep ヘルパー
      • 数多くのインタフェースの改良
      • 数多くのバグの修復
    • 新しい PowerPC コンパイラとライブラリ
    • 改良された BDB デバッガ(Intel Architecture)


その他の変更

  • 新しい TeamMonitor 機能

    Control-Alt-Delete を押すと、システムで実行中のソフトウェアを終了できる新しい TeamMonitor 機能が表示されます。 これは強制終了よりもシステムに優しく、確実に機能します!!

  • 新しいスクリーンセーバ設定アプリケーション

    新しいスクリーンセーバアプリケーションは、優れた Blanket を基盤とするスクリーンセーバです。モジューラでもあり、 Be 技術者による新しいモジュールをいくつか搭載しています。 また、開発モジュールには新しい API もあります。

  • 印刷設定とインタフェースの改良

    低レベルのトランスポートアーキテクチャを書き直し、印刷設定とプリントジョブの管理を行うインタフェースを完全に修繕しました。

  • デバイス設定アプリケーションの改良

    デバイス設定アプリケーションのインタフェースが改良され、デバイスに関するより多くの情報を表示し、デバイスの有効と無効の切換えや設定が行えます。 ハードウェアの取り外しを行う必要がある場合、非常に便利です。

  • Boot 設定アプリケーション(現在はPowerPC のみ)

    Bootman は、Intel アーキテクチャに関する全ての煩雑な処理を対処するので、Boot はもう必要ありません。

  • 新しいマウス設定アプリケーションのオプション

    マウス設定アプリケーションに、オプションが 2 つ増えました。 Focus Follows マウス機能を使用時に、Warping と Instant Warping が利用できます。

  • 新しい PNG グラフィックストランスレータ

    PNG グラフィックス対応の新しいグラフィックストランスレータを追加しました。したがって、全ての Translation Kit-aware アプリケーションが、PGN グラフィックスファイルでの読み書きを行えるようになりました。

  • OpenGL の改良

    ハードウェアの項で説明したように、OpenGL は大幅に改良されました。 高速化されたハードウェアである OpenGL の実験的サポートに加え、ソフトウェア限定 OpenGL では BeOS 4(BeOS 4も、BeOS 3 に比べると速かった)に比べ処理速度が20〜30% 速くなっています。

  • ドキュメンテーションの改良

    Be Book の大幅な更新と、 BeOS ユーザーズガイドに加わった大量の追加事項は、BeOS R4.5 がデベロッパとユーザそれぞれにもたらす変更を網羅しています。 BeOS R4.5 ユーザリリースノートドキュメントもあります。これは新しい機能の紹介ではなく、使い方に重点をおいてBeOS R4.5 の新しい機能を解説しています。

  • カーネルの改良

    ユーザに評価していただける最も大きな事柄は、BeOS カーネルの縮小したメモリフットプリントによって、より少ない RAM でシステムの実行が可能になったことです。また、全てのバグが修復されたことも評価して頂けると思います。 デベロッパは、新しいタイミングサービスを使うことにより、さらに正確なタイミングサービスを認識できるはずです。 ドライバが設定を読み込むための新しい API もあります。これはブートローダが再起動のとき“safe モード”設定を保存するために使用するものです。

  • オプションとして搭載されている多くの新しいもの

    BeOS CD の /optional ディレクトリには、興味深いものがたくさんあります。 新しいメディアファイル、VideoCD ファイルシステムアドオン、Perl for BeOS、サードパーティのアプリケーションの試用版が豊富に入っています。

  • その他様々な BeOS の改良とバグ修復

    上記のものでは飽き足らず、大なり小なり文字どおり数百の変更があります。それらの多くはバグ修復、またはデベロッパのみが利用できる追加事項ですが、これによりデベロッパの皆さんはより優れたソフトウェアをより速く書けるようになるでしょう。これはまさに“エキサイティング”の一言に尽きます!



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